【ステップ2】転職目標を立てよう!自己分析とキャリアの棚卸し
転職の意思が決まれば次はどうなりたいかを考えるステップに進みます。
転職活動にはストレスがつきものです。
なかなか内定がもらえないと、「このまま無職になってしまうのでは?」
という不安を抱えたりします。
そして、内定がもらえないストレスや焦りがたまってしまうと「とりあえず内定さえもらえればいいか」と投げやりになってしまい、”満足のいく転職活動ができなかった‥”なんて最悪の結果になりかねません。
こうなってしまわないためにも、転職をする上で起こりうるトラブルやストレス、転職活動にかかる期間を事前に知っておきましょう。
転職のスケジュール
3ヶ月未満:40.3%
3ヶ月以上半年未満:32.9%
半年以上:26.8%
という結果になっています。
なお「3カ月未満」と回答した20代は46.2%
50代は27.7%という数字が出ています。
つまり、年齢が若いほうが、短い期間で転職が決まることがわかっています。
転職の軸を決める
転職活動で最も大切なことは、『転職の軸』を決めることです。
転職の軸を決めるということは『自分にとって一番大切な条件は何か』を決めることです。逆にいうと『捨てる条件は何か』を決めるということでもあります。
転職の軸を決めるポイント
『一番大切な条件』と『捨ててよい条件』の優先順位をつける。
なぜ転職の軸が大切かというと、大切な条件と捨てる条件が決まっていないと自分にあった企業を探すことができないからです。転職に失敗する人は転職の軸が明確になっていないことが多いです。
求人はたくさんあり、時期によっても出ているものが全く違います。そんな中から色々と調べてしまうのは時間がかかりすぎます。
また転職サイトは今やすごい数になっています。自分の方向性を決めておかなければいざ行動すると気に足止めをくらってしまいます。
キャリアの棚卸しをする
次に、自分のキャリアを棚卸してみましょう。
キャリアの棚卸で手っ取り早いのは、『職務経歴書』『履歴書』の作成です。
転職活動で必ず必要な書類だから、このタイミングある程度作成してしまいましょう。
文字に起こすことで、客観的に自分のキャリアを把握することができます。
次に解説する転職エージェントに登録する時に、似たようなことを入力するので、登録時に作成でOKです。
ポイントは定量化、数字化して自分のキャリアを振り返ることです。
職務経歴書や履歴書でもなるべく定量化、数字化して自分のキャリアを表現することは重要です。
市場価値を確認する
市場価値を知る目的は、自分の実力と転職先のニーズを把握するためです。
大学受験する際に、自分の実力が全国で何番目の順位で、合格に必要な偏差値を知らない受験生はいないですよね。
受験と同じで、自分が現在どのくらい価値があるのか、企業が求めている人材はどのレベルなのか知っておかないと、転職活動を戦うことができません。
もっとも自分の価値を評価してくれる企業を選ぶためにも、市場価値の把握はとても重要です。
求人が増えるのはいつ?
よく言われる期間は2〜3月と8〜9月に求人が増加します。
2〜3月は新年度の4月に向けて、組織体制を強化したい会社が採用活動を活発にします。
8〜9月は下期の10月に備えて採用活動を行う企業が増えるからです。
いっぽう、4〜7月は新卒採用の新人研修などが優先的におこなわれる時期です。
ですので4〜7月は中途採用向けの求人数が少ない傾向があります。
転職をスタートするならいつがいい?
12月〜1月、5〜6月がベストタイミングでしょう。
転職期間はだいたい3ヶ月ほどかかると言われていますので、求人が増える2〜3月と8〜9月の3ヶ月前から動き始めるのがベストです。
転職準備は早ければ早いほどいい?
余裕を持って半年前から準備をしてもOKです。
なぜかというと、転職活動には以下のようなやることがあります。
求人を探す
履歴書と職務経歴書の作成
求人への応募
面接日程の調整・面接対策
面接の合否の待ち時間
内定
こうしてリストにしただけでも、かなりやることがあるのがご理解いただけるかと思います。
それに、はたらきながら転職活動をする場合は思ったとおりに計画が進まないことはザラにあります。
焦って転職活動をしてしまうと、いまの仕事にも支障がでてしまいますし、転職活動そのものにも悪影響を及ぼしてしまいます。
焦ってテキトーな求人を選んで、なんとなく仕事を選んでしまうと後悔してしまいます。
それに、面接の準備ができないまま面接に行ってしまうと、面接で失敗してしまい、面接への恐怖心が生まれてしまう可能性すらあります。
ですので、スケジュールに余裕をもって半年前から転職活動の準備を始めてもOKです。
はたらきながら転職するのがおすすめです。
とはいえ、これはボク個人の感想なので以下の「はたらきながら転職するメリット・デメリット」をご覧のうえ判断していただければと思います。
働きながら転職するメリット・デメリット
メリット
お金の不安がない
焦らずじっくり求人を選べる
デメリット
今の仕事へのモチベーション低下
だらだら転職活動してしまう
仕事を辞めてから転職するメリット・デメリット
メリット
時間をすべて転職活動につかえる
プレッシャーがあるので集中して活動できる
デメリット
お金の不安で焦ってしまう
無職期間が長くなると面接に悪影響がでる可能性がある
以上にあげたメリットとデメリットを理解した上で、仕事をしながら転職活動をするのか、それとも辞めてから転職活動をするのかを決めてくださいね。
たとえば、仕事をしながら転職活動をすると緊張感がなくて結局転職をせずにダラダラと働き続けるということもよくあることです。
「仕事をしながら転職活動をするのか、それとも辞めてから転職活動をするのか」どちらにせよ、しっかりと計画を立てて、モチベーションを保ちながら行動し続けることが大切です。
転職活動の計画もモチベーションの管理も、転職活動のプロである転職エージェントに相談をすれば解決してくれます。
知っている人だけ得をする!
最高の転職をするために必須の”転職サイト”
ぼくが転職にこだわったのが次の2つです。
土日祝日が休みで年間休日がおおい職場
残業が少なくて副業や趣味に時間をつかえる
「でも、こんな都合の良い求人なんてあるわけないよな…」と思っていましたが、これから紹介する転職サイトを見つけてから、すぐに理想の求人と出会えました。
なぜなら転職サイトでは非公開求人という、ハローワークなどではゼッタイに見つけることができない求人を紹介しくれるサービスがあるからです。
ぼくが、ひとりでも転職を成功させることができたのは、間違いなく以下の転職サイトのサポートがあったからです。
苦しいときもツライときも親身になって相談に乗ってくれるのでゼッタイに利用してほしいサイトです。
退職を伝える時期はいつがベスト?
法律的には2週間前までに伝えればOKです。
会社によっては就業規則で「1ヶ月前に退職を申し出ること」といったルールがあるところもありますが、法律のほうが強いので気にしなくてOKです。
ただ、一般的には1ヶ月〜2ヶ月まえに伝えておくのがベストだと言えます。
1ヶ月前に退職を申し出たら損害倍書を請求されたケース
ぼくは1ヶ月前に退職する旨をつたえたところ、「損害賠償を請求する」と脅された経験があります。
ですが、ぼくは法律の知識があったので、相手からの脅しに負けることなく退職しました。
もしかすると、あなたが退職するときにも、ぼくのときと同じように、相手が脅してくることもあるかもしれません。
でも、この記事を読んだあなたならもう大丈夫です。
なぜなら、法律的には2週間前に申し出ればOKだからです。
日本は法治国家ですから、法律的に問題なければなにをやってもOKです。自分の人生は自分で守りましょう。
まとめ
転職活動はなるべく早めにスタートさせましょう。
焦って転職活動をしてしまうと、自分の理想とはかけ離れた求人に応募してしまい、結果として転職前よりも労働環境が悪くなってしまうことすらあります。
人間のIQはお金の不安やストレス、焦りによって簡単に低下すると言われています。
ですので、なるべくストレスを溜め込まず、ゆとりを持った転職スケジュールを心がけていきましょう。