仕事が楽しくないのは当たり前?あなたの仕事が楽しくない本当の理由
「仕事が楽しくないのは当たり前」と感じて、うまくいかなかった経験は人生で一度はあるのではないでしょうか?
仕事は、毎日楽しいものばかりではなく、時々無性に楽しく感じなくなったり、やる気がでないこともあるかと思います。
最後に経験談も含めて解説していきます。
仕事が楽しくないのは当たり前?よくある理由10選
仕事が楽しくないと感じる人の多くは以下の悩みをあげる人が多くいます。キャリア相談を受ける際もこのような内容に行き着く場合が多いです。
- 単調な作業が多い
- 成長の機会が少ない
- 人間関係の問題
- 給与や待遇に不満がある
- 仕事のプレッシャーやストレスが大きい
- やりがいを感じない
- 職場の文化や価値観が合わない
- 仕事のバランスが悪い
- 業務が自分に合っていない
- 評価されない
1. 単調な作業が多い
毎日同じルーティンや単純作業が続くと、飽きや退屈を感じ、仕事の楽しさを感じなくなることがあります。
2. 成長の機会が少ない
就職して数年たった自分が成長できていないと感じることやスキルアップの機会がないと、モチベーションが低下し、仕事が楽しく感じられなくなります。
3. 人間関係の問題
上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかなかったり、職場での人間関係がストレスになると、仕事全体が辛く感じることがあります。
4. 給与や待遇に不満がある
努力や成果に対して報酬が見合わないと感じると、仕事に対するモチベーションが低下し、少しずつ楽しさが減少します。
5. 仕事のプレッシャーやストレスが大きい
期限に追われたり、過剰な責任を負わされたりする状況では、楽しさよりもストレスが先行します。
6. やりがいを感じない
自分の仕事が社会や会社にどのように貢献しているかが見えにくいと、仕事に対する意義ややりがいを感じにくくなります。
7. 職場の文化や価値観が合わない
会社の方針や職場の価値観が自分の考え方や働き方と合わないと、居心地が悪く、楽しさを見いだせません。
8. 仕事のバランスが悪い
ワークライフバランスが崩れていると、私生活の充実感が失われ、仕事も負担に感じることが多くなります。
9. 業務が自分に合っていない
自分の得意分野や興味のない業務に携わっている場合、仕事に楽しみを見出すことが難しくなります。
10. 評価されない
努力や成果を評価されないと感じると、やる気を失い、仕事への情熱や楽しさが薄れてしまいます。
このように仕事が楽しくないと感じる理由は多くあり、当てはまった経験もあるのではないでしょうか?
仕事が楽しくないとどうなるか?
色々な理由から仕事が楽しくないとどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
最終的には離職に繋がることがほとんどになりますが、ここでは厚生労働省のデータを見てみましょう。
「現在の勤務先の同僚が会社を辞めるとき、どんな理由が多いか?」について複数回答した理由が以下になります。
会社を辞めるときの理由が多い上位4つ
厚生労働省の調査において中小企業で働く常用労働者に対し、同僚がどんな理由で離職する場合が多いかを聞いたところ以下のデータがでています。
・賃金が不満(44.3%)
・仕事上のストレスが大きい(37.4%)
・会社の経営理念・社風が合わない(25.3%)
・職場の人間関係がつらい(職場でのいじめ、セクハラ・パワハラを含む)(24.4%)
出典:働きやすい・働きがいのある 職場づくりに関する調査 報告書
楽しくないと感じることはいずれ離職に繋がるの想像がつきますよね。
仕事が楽しくないときの対処法
仕事が楽しくないと思ったとしてもすぐに離職に繋がるわけではありません。対処すれば解決することもあるため以下のステップを試してみましょう。
1.原因を調べる
まず、なぜ仕事に行きたくないと感じているのかを深く考えてみましょう。 具体的な原因を特定することで、対処法が見えてくるかもしれません。
- 仕事内容に不満があるのか?
- 人間関係が原因か?
- ワークライフバランスが崩れているのか?
- 成長の機会が少ないと感じるのか?
2.上司や同僚に相談する
職場環境や仕事の内容が原因であれば、上司や同僚に相談してみましょう。今まで話す機会がなかった人は意外と状況が改善されるケースも多いです。
3.仕事の優先順位を考える
タスクが多すぎたり、プレッシャーが強すぎると感じている場合は、優先順位を再確認して、今やるべきことを整理して必要な仕事に集中するようにしましょう。
4.休暇を取る
疲れやストレスが溜まっているなら、一度リフレッシュするために休暇を取ってみてください。
5.自己投資を考える
仕事を辞める前に、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることも検討してみましょう。 資格取得や勉強を進めることで、別の選択肢が広がります。社内での新しいポジションや次のキャリアに向けた準備になる場合もあります。
6.転職活動を開始する
もし、職場での改善が難しいと感じた場合、すぐに辞めるのではなく、次の仕事を見つけてから辞めるほうが安心です。 転職サイトをチェックしたり、求人情報を調べて、自分に合った次のステップを探しましょう。
7.カウンセリングを受ける
強いストレスや精神的な負荷が原因の場合は専門家に相談することも有効です。メンタルヘルスの専門家やキャリアカウンセラーに相談することで、自分の状況を客観的に見直し、適切な対処法を見つける手助けになります。
一人で悩んでも解決できない
これらのステップを試して、どの方法があなたにとって有効か考えてみてください。どうしても悩んでしまう時は何かしら相談できる環境があります。
無理をせず、自分に合ったペースで取り組むことが大切です。
あなたの仕事が楽しくない本当の理由
先ほど紹介した対処方法でも解決しない場合はそもそも仕事の捉え方が違う可能性があります。
ほとんどの人は週休2日で働いているので、残り5日間が楽しくない時間だというのはとてももったいない時間の使い方になります。
人生の半分以上が楽しくない人生を送るというのはとても生きづらいかと思います。
もし仕事が楽しくないという現状があるのであれば少し仕事というものを理解する必要があるかと思います。
結論:仕事が楽しくないのは自分のせい
先に結論を言ってしまうと仕事が楽しくないのは本人のせいであることがほとんどです。
もう少し砕くと仕事をやらされていると思っていたり、仕事への価値を見いだせないと一生仕事が楽しくなることはありません。
この2つを変えない限り仕事が楽しくなるということはありません。ただしずっと楽しいのかというとそうでもないのが難しいところです。そのため仕事の本質についても少し触れておきます。
仕事の本質
基本的に仕事というのは「誰かの役に立つこと」で報酬がもらえることがほとんどです。
ただ一方で「やりたくない仕事」を任せることや「簡単な仕事」を他の人に振りたいということでも仕事というのは発生します。
仕事は色々な状況によって発生するため、何の目的や理解もなくただ仕事をこなししていると楽しめないものもあるということを理解しておきましょう。
ただし考え方ひとつで、仕事を楽しむこともできます。
例えば単調な事務作業がある職種でそれぞれの考え方についてみてみましょう。
Aさん:楽に稼げて楽しいな!
Bさん:単調な作業を更に素早く終わらせて他の仕事を増やそう!
Cさん:この作業を自動化してコスト見直しをしよう!
Dさん:ずっとこの作業を定年まですると思うとしんどいなー
このように考え方1つで同じ作業だとしてもそれぞれの行動が変わってくると思います。ここではDさんの考え方だといつまでも仕事を楽しむということはできないのがわかるかと思います。
仕事を楽しいと思える工夫
今の仕事を少しでも楽しむことに向けることも大切です。工夫について紹介していきます。
1.小さな成功や達成感を見つける
仕事を全体として楽しく感じられなくても、仕事の一部には小さな成功や達成感を得られる瞬間があるはずです。
それが他の人に感謝されたり、称賛されることで、楽しみを見つけることができます。
またプロジェクトであれば達成することで自分の成長を感じる場面を積み重ねることで、仕事への見方が少しずつ変わることもあります。
2.好きなことと紐づける
仕事の中での自分の本来持っている楽しみや興味を感じる部分に紐づけることが大切です。
プライベートで学んだことをや知ったことを仕事に取り入れて能動的に動くことで、楽しみを見出せることができないかもしれません。
3.新しい目標を設定する
現在の仕事が楽しく感じられない場合、新しい目標やチャレンジを自分に課してみる一つの方法です。
昇進やスキルアップ、別の配置への異動など、自分が成長できる目標を持つと、やりがいやモチベーションが高まります。
4.仕事以外の生活も充実させる
仕事が楽しくなくても、プライベートの時間を充実させることができ、全体的な満足感を高めることにつながります。
趣味や家族との時間、友達との交流を大切にして、バランスをとることも大切です。
仕事は報酬をもらうことだと割り切って楽しみのために稼いで、オフの時間にしっかりとリフレッシュするという考え方も一つです。
楽しくなかったとしても続ける事で色々なことが楽になり、楽で儲かっているという所までくれば楽しめる場合もあります。
仕事が楽しくない場合は環境を変える
自分が変わろうとしてけれど、なかなか変わらない場合の対処になります。
なかなか人はすぐに変わることはできません。また環境面からなかなか変わらないといった部分が多いです。
そんな時は最終手段として色々な環境を変えることを見直しましょう。
1.職場環境の見直し
楽しくない原因が仕事にはあるのではなく、職場環境や人間関係がある場合、それを改善する手段を探すことが大切です。
人によっては配置や会社を変えることを考えてもよいでしょう。
2.住む環境の見直し
そもそもその地域ではいい仕事が見つからないということもあります。日本は平均してどこでも住みやすいので、都道府県をまたいで環境を変えるというのも1つです。
地元を飛び出すことで当たらな友人ができたり、価値観の違う人と多く触れ合うことができます。
人は周りにいる10人くらいの平均になるとも言われているので大きな環境を手に入れることができます。
今はオンラインやオフ会などもあるので、人とのつながりも変えてみるのも大きな変化を与えてくれます。
仕事が楽しくなかった時の体験談
私自身は短い期間で転職を6回もしていてもともとは仕事を楽しむタイプの人間ではありませんでした。
ただここ数年は仕事が大変や辛いことがあっても楽しめており、色々な価値観が変わった体と思います。
自分自身も変化があったと思いますし、何度か引っ越しをして環境を変えたことも大きかったと思います。
22歳:成果でて楽しい
23歳:昇格して楽しい
24歳:成果が低迷してちょっと退屈
25歳:このままでいいのかなとあまり楽しめない
26歳:転職1回目 思ってたのとは違ったけど、楽しいのかな?
27歳:給料安すぎ!楽しめない。。
28歳:転職2回目 給与も人間関係も良かったけど色々ブラックで楽しくない
29歳:転職3回目 成果でて楽しい
30歳:昇格して楽しいと思いきや人事異動で楽しくなくなる
31歳:転職4回目 成果や人間関係よくて楽しい
32歳:楽しかったけど諸事情で辞める
33歳:転職5回目 人間関係で楽しくない
34歳:転職6回目 成果出て楽しい
35歳:成果でて楽しい
36歳:副業できて楽しい
37歳:起業できて楽しい
今振り変えれば私の場合はかなりアナログな人間だったので、転職する方法がハローワークしかないと思っていたくらい情報弱者だったので、楽しさに気づくまでに遠回りしたと思います。
その失敗を他の人には避けてほしいと思い、このような文章も書いています。
ただこの内容が全員に当てはまるわけではないと思っているので、もし相談相手が必要な方がいればココナラでいつでも相談を受けています。
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仕事が楽しくないのは当たり前?というテーマについて解説しました。
一概に当たり前ではないとは言えないですが、その人の環境や状況によって大きく左右されると思います。
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