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相手の立場に立って考える方法!5つのメリットと考え方の手順を紹介

相手の立場に立って考えることはプライベートでもビジネスの場面でもは重要です。

特に職場や取引先、面接などでも相手の立場に立って考えることが必要になる場面が多いです。

これができていないと、自分で気づかないうちに教え魔になっていたり、無駄にマウントをとってしまうこともあります。

今回は『相手の立場に立って考える方法』について考え方や手順について紹介していきます。

目次

相手の立場に立って考えるとは?

相手の立場に立つというのは「相手の気持ちや感情を汲み取って物事を考える」ということです。更に相手が求めているだろうと思っている事に対して、行動に繋げられる」ことが重要です。

ポイントは誰を思い浮かべているかで決まってきます。

内容を理解するためにちょっとご自身の状況で想像してみてください!
例えば「部下」「同僚」、「取引先の担当者」の立場になって、その人の「仕事や作業」について何か想像してみて下さい!

思い浮かんだ内容はどんな事を想像したでしょうか??

ほとんどの人は思い浮かべた人が自分のことをどう思っているんだろう?と想像する事が多いです。

こうイメージした場合は相手の立場に立っていません。自分の立場から相手を思い浮かべているだけなんです。

ここで重要なポイントとして、想像した時に相手の顔を思い浮かべたか?それとも相手側から見た自分の姿を思い浮かべたか?で判断することができます。

相手側から見た自分の顔や姿を想像できていると、相手の立場に立っていると言えます。

自分本位か相手本位かを整理するとイメージがしやすいです。

相手の立場に立つ5つのメリット

相手の立場に立って考えることの本質が理解できた所で、どのようなメリットがあるのでか確認していきましょう。

5つのメリット
  1. 信頼されるようになる
    相手の立場に立てると、寄り添って話を聞くことができ信頼関係に繋がります。
  2. 相手の求めている事がわかる
    相手の要望や願望がわかるため、それに対して応えることができます。
  3. コミュニケーションが円滑になる
    相手本位でも考えられる為、自分と相手の落とし所がわかり、物事を進める事ができます。
  4. 考え方や価値観の幅が広がる
    相手を知ることで、様々な考え方や新しい価値観に気づくことができます。
  5. 自分を見直すきっかけになる
    相手の言動や行動を知ることで、自分自身の言動や行動を見直す事ができます。

このようにメリットが多いです。特に顧客対応や営業などには必須の考え方です。

相手の立場に立って考える方法

はじめに相手の立場になって考える簡単な方法についてお伝えします。

職場限定にはなりますが、効果的な方法です。

例えば上司や部下の立場を知りたい場合、朝早くに誰もいない事務所の席に座ってあなたの席を見てみましょう。

どんなふうにあなたが見えているでしょうか?

不思議なことに、今まで気付かなかった部下の気持ちを感じることができるでしょう。ただし状況によっては相手の席に座るのも大変ですし取引先ではできません。

次はもう少し考える方法について紹介します。

相手の立場に立って考える方法の手順

「相手の立場に立つ」ための手法として「役割交換法」という心理学を使うと有効的です。必要な環境は下記の2つです。

用意するもの
  1. 一人きりになれる部屋
  2. 2つの椅子 
STEP
2つの椅子を向かい合わせて置きます。

自分の椅子と相手の椅子(部下や上司などなりたい立場の人)になります。

STEP
自分の椅子に腰掛けて理解したいと思う相手を目の前の椅子で想像します。
STEP
相手の椅子に向かって自分が『伝えたい事』を伝えます。
STEP
自分の椅子に自分の気持ちと体を置いたイメージのまま椅子から立ちます。

2つの椅子を見ることができる中間位置に立ちます。

STEP
第三者の視点で椅子に座っている二人を客観的に想像します。

椅子を見ながら自分と相手が座っているの思い浮かべます。

STEP
相手の椅子に座り相手になりきり、先ほどの伝えたい言葉を受け取ります。

相手の視点で発言を受け止めどのように感じるかを想像します。

STEP
自分の椅子に向かって自然と出てくる伝えたい事を伝えます。
STEP
相手の椅子に気持ちと体を置いたイメージのまま椅子から立ちます。

ステップ4と同じ行動です。

STEP
第三者の視点で椅子に座っている二人を客観的に想像します。

ステップ5と同じ行動です。

STEP
自分の椅子に戻り相手の言葉を受けとります。

このようにポジションを変えることで相手の見え方・感じ方を知ることが出来ます。

イメージでもできそうですが、実際にやってみた方が効果を感じることができます。

人とのコミュニケーションには 3つのポジション(視点)があります。これを活用してより相手の気持ちを理解しましょう。

第1ポジション(自分の視点)
第2ポジション(相手の視点)
第3ポジション(第三者の視点)

ポジション・チェンジの効果

先ほど紹介したポジションチェンジによる効果について紹介していきます。

幅広い視点が持てる

「相手の立場に立つ」ことで自分の姿が見えるようになれば幅広い視点になっています。
慣れてくれば物理的に座る位置を変えなくても自分自身の姿を思い浮かべる事が出来るようになります。

客観的に自分と相手をイメージできる

客観的に相手と自分を想像できれば、あなたは自由自在にいろんな人の立場になることが出来ます。

自分自身の姿が見えている状態のことを心理学用語で「ディソシエイト」(客観視・分離化)と言いこの状態では客観的な意見が言えるようになります。

反対に自分の立場から周りや相手を見ている状態を「アソシエイト」(主観化・一体化)と言います。

意識的に立場を変えることで・自分の感情をコントロールする事も出来るようになります。
また自分がアソシエイトしているのかディソシエイトしているのかに気付くこともできます。

アンガーマネジメントが出来る

自分の姿が見えていれば感情的になることも回避することができ、仕事ができる人になっていきます。アンガーマネジメントのような考え方にも活かすことができます。

これは普段から意識して何度も練習すれば自然とできるようになります。今までと違う結果を実感しましょう。

まとめ

相手の立場に立つことでの役立つメリットと手順方法について紹介しました。

相手の視点や客観的な視点で物事を捉えることができれば聞き上手になり想像性が膨らみます。

自分本位ではなく相手本位を意識して自分がどう映っているかを確認しながらプライベートやビジネスに活かしていきましょう。

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