職務経歴書のアピールポイント3選!書類通過しやすくなる方法
転職回数が増えていくとなかなか書類が通らないことや、書類が通ったとしても最終面接で落とされてしまうといった事が増えてきます。
そんな時に「職務経歴書や履歴書などの書類」で使えるアピール方法を3つ紹介していきます。
実際の経験をもと実践的なものに絞ってピックアップしましたので、転職回数が多い方や書類通過に悩んでいる方には使いやすい内容になっていると思います。
面接で必要なアピール方法が知りたい方はコチラ
アピール①書類を目立たせる
まずは書類を作成する際に意識するポイントとして「目立たせる」ことが重要です。
応募をする際に転職サイトを使ってWEB上で応募することが多いと思いますが、サイト側の指示に従ってただ入力している方が多いです。
倍率が高くない求人(専門性が高い)であれば指示通り入力して問題ないと思いますが、
人気のある求人や汎用性の高い求人に関しては企業は何十通、何百通と応募がくることがあります。
そんな中で書類を通過する確率は非常に低い確率になります。
もちろん企業側が「この人材が欲しい」という定義があってそれ以外の人は落とすといった場合は仕方がありませんが
同じ土俵で戦っている場合、面接採用者としても採用枠の中で決めないといけない為、独自の判断である程度精査しないといけません。
よく飲食店で例えられますが、どれだけ美味しいラーメン屋でも山奥で行きづらい場所にある店が人気店になることはほとんどありません。
逆にまずいラーメン屋でも立地や価格など条件ががいいだけで潰れない店も多いのです。
前置きが長くなりましたが
まずは「知ってもらうことが大事で」=「目立つことで知ってもらう」ことが一番大事なことです。
そのために簡単に目立たせる方法が2つあります。
採用側としては数が多ければ多いほど、これくらいシンプル違いがあることで印象が変わるものです
最近はフォームで送られる場合もあるので編集できない事もありますが、
できるものはこういった工夫が大切です。
他にも
※※※※アピールポイント※※※※
※※※※ここを特に見て下さい※※※※
と記号や文字内容で目立つという方法もあります。
このようにするだけでも目にとまるという点や意欲がありそうと思ってもらえます。
紹介した以外でも目立つという目線で応募をすると通過率が増えますので色々と試してみてください。
始めやすい内容だと思うので是非実践してみて下さい。
アピール②内容を減らしてみる
転職回数が増えると内容が増えることが多いですが、一度見直して「内容が減らせるもの」がないかチェックすることが大切です。
転職サイトに登録する際に転職回数につき経歴を入力する項目があると思います。
一つの内容をしっかり記載すると作業としても大変で、採用側としても見る内容が多く細かく確認せずに落とされるという負のスパイラルが発生します。
これは実体験ですが、転職サイトに登録する際にすべて入力せずに登録だけしようと1社経歴を省いて完了させました。
そのことを忘れて1社入力しないまま応募し面接まで行ったタイミングで気づきましたが面接対応する方もその一社には特に関係性もなく普通に受かることができました。
そこで絞るという方法が効果的だということに気づきました。
きちんと経歴を入力しないといけないと感じる方が多いと思いますが、採用側もすべてを把握したと思っている人は少ないです。
実際にこの記事自体も上から全て確認するというよりは必要だと感じた部分しか見ていない事がほとんどです。
仕事内容によってはきちんとした方がいい職種もあるかもしれませんが、基本的には伝えたい事がまとまっている人の方が評価は高いです。
面接者としても会うための理由を探しているので、書類に関してはあえて入力しないということは意外と効果的です。
詳しく説明すると
スキルのアピールについて
例えば
経験職種からの転職の場合、専門性がある事をアピールし近い経験に関しては内容を濃くしそれ以外の内容はほとんどかかないといった工夫です。
未経験職種への転職の場合であれば経験が活かせる内容や今までの経験から新しい業界でも問題ないといった根拠系の内容をいれて他はあまり書かないといった感じです。
汎用的なスキルについて
コミュニケーション能力やタイピングスキルなど、どの業界でも使えそうなワードを入れておくことで
内容をコンパクトにすることができます。
あとは面接時に会社のスタイルに合わせて紐づけて話すことができれば、企業ごとに合わせて書類内容を編集する必要がなくなります。
余った時間で面接時の準備などにあてることもできます。
採用側にとって必要な要素を考えることで、過剰に情報を入れたり、逆に情報がなかったりといったことを防ぐことができます。
書類の内容は何度か見直して、どの企業でも必要な部分と強みになる部分をわけて考えるといい内容になります
アピール③企業に直接応募する
最後に意外と見落としがちな直接応募に関するテクニックです。
転職サイトで探した企業のホームページを検索し直接応募をするという方法です。
こちらに関してはメリット・デメリットがあるので、状況に応じて使い分けましょう!
メリットとして
・応募意欲が高いと思われる
・面接担当者以外の目にとまる場合がある
・コストが低い為給与の交渉などができる
デメリットとしては
・あまりチェックしていない企業も多い
・質の部分がいいと感じていない企業もある
・面接担当者が管理しにくい
詳しくみていきましょう!
メリット1 応募意欲が高いと思われる
企業のHPからの採用問い合わせは低く、小規模企業である程応募が来ることはほとんどありません。
そんな状況の為、応募があると企業としては「わざわざ応募してくれた」「見つけてくれた」という印象から面接してくれる可能性が高くなります。
ただし転職サイトに応募があった際は有効的ですが、応募予定がなくてもホームページには募集を掲載している場合もあるので狙って応募することをおすすめします。
メリット2 面接担当者以外の目にとまる
直接問い合わせをすると必ず面接担当者が確認するわけではないため、
実際に採用したいと考えている役職者などの目にとまりそのまま2次面接といったラッキーな事もあります。
面接担当者も業務が多いため、忘れることもありますので色々な人の目にとまることはメリットになります。
メリット3 コストが低い為交渉ができる
一番のメリットとして企業側はコストを大きくカットすることができます。
本来なら掲載費や手数料で数十万から数百万円払う金額がかからない分、採用率もあがります。
また面接時にうまく話すことができれば採用費用が浮いた分、給与に反映させることも可能です。
採用率を上げたいのであれば自分ではなく会社のために別の費用にあてる事を伝えると、
会社の事を考えて来てくれたんだなと好印象を持ってもらうこともできます。
デメリット1 あまりチェックしていない
ホームページからの採用問い合わせがほとんどない為、企業としてもチェックしていないところも多いです。
実際問い合わせを管理している方はわかると思いますが、来る内容のほとんどが営業系の問い合わせになります。そのため採用問い合わせのイメージを持っていない担当者だときちんとチェックしていない場合もあるため放置されることがあります。
デメリット2 質の部分がいいと感じていない企業もある
ある意味だれでも問い合わせができる窓口なので、どういった人が来るかわからないものです。
企業として求める人材とマッチしないことであったり、採用担当者としてある程度精査した状態でみたいという方も多いです。
転職エージェントを使って採用をする担当者はある程度エージェントと話をして条件を絞ってもらった中から決める方がマッチすると考えている人もいてます。
そういった方には印象が良いとは限らないことがあります。
デメリット3 面接担当者が管理しにくい
企業として管理体制がバラバラで大きい企業でも一任して採用しているところもあれば、色々な業務と兼任している企業もあります。
どういった体制かは判断できないですが、基本的には忙しいことがほとんどです。
少しでも負担を減らすために転職サイトからの応募を活用することもあります。
転職サイトであれば応募のフェーズや管理画面など使いやすく設計されているので、採用が多い会社は自社システムを組んでいない限り管理面ではたちうちできません。
担当者のレベルによりますが直接応募はマイナスなイメージを持つ人もいています。
最適解は?
直接応募にはメリット・デメリットがあるため基本的には気になる企業には
サイトと直接応募の2つ合わせて応募するが一番かと思います。
その際に一言伝えるなり、伝えずに応募するなり特に問題はないと考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と見落としている内容もあったのではないでしょうか?
色々な方法がありますが、大事なことは「知ってもらう事」です。
書類を作成する際はどうしてもフォーマットに合わせて作ってしまいがちです。
それで通っていれば問題ないですが、比較的落ちてしまうようであればまずは内容よりも目立っているかを見直す方が通過率には影響がある場合があります。
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